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と,いうことで,今回は読者様数名から幼児教育についての問い合わせがあったので,

個々の質問の内容は違いますが,ひっくるめさせて頂いて,

私なりの考えを書かせていただこうかと思います。




まず幼児教育は多種多様なものが出てきていますが,

細かい分類はおいておき,大まかに

 右脳教育

 左脳教育

 感情教育

に分かれます。



ざっくりと紹介しておきますと,


 右脳教育

 右脳が主につかさどると言われる図形や空間認知能力,音楽・運動神経などを鍛える教育。
 文系的な脳とも言われる。


 左脳教育

 左脳が主につかさどると言われる言語能力や読解能力,数値処理能力を鍛える教育。
 理系的な脳とも言われる。


 感情教育

 感受性や感情表現を豊かにする教育。


と言われていました。




はい,過去形です。




最近では脳科学が発達してきていまして,
右脳にも左脳にも同じ役割をする所があることがわかってきました。



例えば,一昔前は

右目から入ったものは左脳に,左目から入ったものは右脳に行く

って聞いたことありません?



実は右目の半分は右脳,左目の半分も右脳に視神経がつながっていることがわかっています。

つまり,脳科学的には左右どちらに入ろうが,半分ずつ右脳と左脳に行く
ということなんですね。



では,右脳教育や左脳教育は無駄なのか,

というとそうではありません。



一般的に女性は空間認知能力が高く,男性は数値処理能力が高いと言われています。

そして,脳の活動は女性は右脳が活発で,男性は左脳が活発な事が多いのも事実です。



ですが,あくまで統計学的結果であって,絶対ではない!


ということです。




さて,ここから先は,右脳左脳の機能については置いておき,

右脳教育,左脳教育といった幼児教育が子供にどういう影響を与えるのか,

について2000人近いの子供たちを見てきた経験を踏まえて,
よく聞かれる事に回答する形で書いてみます。





■幼児教育を受けた子が,成績がよくなるのか?

×

能力を発揮する場は学校のテストだけではありません。

世界の国旗を全て言える子が社会の成績がよくなるわけではありません。

もし世界の国旗を全て言える子を,社会の出来る子にしたければ,

国旗から場所,場所からその国の文化・気候・歴史

などと,広げるものを提供しなければなりません。

もし興味を持たなければここでストップです。

つまり,幼児教育はきっかけであって,その先でどう発展させられるかは,
その先の知識との出会いにかかっているとも言えます。




■記憶力が良くなるなら,成績にも効果があるんじゃないの?



これは確かにあります。

最近流行りなのはフラッシュ記憶ですが,
確かに記憶力は増加します。

現に私の勉強法にも取り入れている手法の一つでもあります。

しかしながら,いくら記憶が出来ても,入試で問われるのは『なぜ?なに?』です。

知識だけで入れる学校は結局のところ中堅どころまでいけばいい方です。

つまり,それなりの中学・高校・大学を狙うならば,
知識を絡めるきっかけを与えてあげる必要があるということです。




■幼児教育の弊害は?

たくさんあります!

幼児教育を子供にしてきた親は,ほとんどの場合,かなりプライドが高い親が多い。

それゆえ,

「私はこれだけの事を子供にしてきた!」

というある種の自己陶酔が生まれる場合が多いのです。

すると,うまくいかなかった時にヒステリーになるんですよね。

結果的に子供の感情教育がうまくいかなくなる事が多くなり,破綻します。



子供に対して理想を持つなとは言いません。

しかしながら,幼児教育をさせる以上,

『子供はありとあらゆる分野に興味を持ってしまう可能性がある』

『興味を持った分野に突き進んでしまう可能性がある』


という事を認識した上で始めて下さい。


子供の頃にいくら計算が速くたって,
入試で数学しか出来ない子は受からないんです。

いくら難しい漢字を知っていても,文章が読めなきゃ受かれないんです。

こういった能力の偏りを認めてあげる覚悟で始めて下さい。




■結論


やれば効果はあります。

しかしながらその効果はどこへ発揮されるかは予測がし辛い。

どの道へ進むかは,その先の教育との出会いにかかっていて,
幼児教育は結局きっかけでしかありません。

特化された部門については大変効果があります。

例えば音楽や運動。

やはりやっているのとやっていないのとでは雲泥の差が出ます。

その道一本で行く!と幼児の段階で決まっていて,
子供もそれに興味を持っていれば,幼児教育はかなりの効果を発揮します。

何度も繰り返しますが,幼児教育はあくまできっかけであり,

その後の教育で良くも悪くも大きく変わります。

    

    
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【2010/07/09 21:49】 | 英才教育
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No title
きみゆあ
こんばんは。

はい。七田式教育のことです。

質問のお返事を記事にしてくださってありがとうございました。
教育者である方の経験を踏まえたご意見大変参考になりました。たとえ秀でた芽が出なくとも将来子供の何かの糧になれば幸いだと考えています。





はじめまして!
sensationlog
 はじめまして、過去の記事は読んでいないのですが.......。
 私は、幼児教育とか、塾とか、家庭教師だとか、無縁で、今のところ、我が家の子供たちも塾にも興味無し、やりたいことをやっています。私は、子供の通信簿も見たことが無いのですが、ただ、たまに、将来、何をやりたいとかは聞いています(夢ですね!)。長女は中2になるのですが、自分なりに、将来、やりたいことがあるみたいで、先日、こっそり教えてもらい、じゃ、その道でわからないことがあったら聞け!とだけ言いました(ただ、基本は、自分で調べろ!)。多くの親が、子供のレールを作ってしまっている世の中、我が家では、子供の進むべき道のきっかけを与えることはすることはありますが、それ以上のことはしません。躾けは別です。別に、一流大学でてきた人材でも、三流大学出の私よりも、仕事ができない人も多々いるので、自分で判断して、そして何よりも行動できる人材になって欲しいと思っており、自分で思ったことを自分でやってみることが楽しいと思ってくれる子になって欲しいと思っています。日本は、自主性に欠ける人材が多いと思いますが、知識を詰め込むだけでは.......、仰るとおり、自分できっかけがあってなら別ですけど......。ちなみに、我が家のチビは(2才)は、庭に出て、虫を見たり、さわったり、殺したり、出来た実を食べてみてうまい!まずい!、空とぶ飛行機や鳥、夜になると星や月.......等々、興味を示し、何かを感じています。高いところから落ちたら痛いとか、野放しなので、1回骨折しましたが、そんなので良いのではないでしょうか?親が右脳左脳とか気にして.......よりも自然の姿で身に付くことかと思います。
 三流大学ですが、理系でマスターまでいき、記事で言うプライドの高い親が嫌いな40代サラリーマンの小言でした。長文になってしまいすみません。

Re: No title
詩音
ほとんどの場合,何かしらの形で効果は出るので,その心配はほとんどありませんよ(*^-^)
色々な可能性の芽が出てきますので,おおいに伸ばしてあげてください♪

>sensationlog さん
詩音
自然に触れる教育は今どんどん減ってきていますからね。
特に都会では生き物に触れたことがない子なんて結構います。
いくら知識で知っていても,それもどうかと思います。
本当の意味でゆとりのある教育ができるって素晴らしいことだと思います(*^-^)

No title
かづりん
はじめまして。
おもしろい考え方ですね。幼児教育をしてる親達の心理は見事にあたっているような気がします。
私は、子供を1歳から英語教室通わせてる教育ママ。
このような考え方にならないように「きっかけ」を大切にしていけるといいなと思いました。


>かづりんさん
>かづりんさん
コメントありがとうございます(^^)

教育に熱心な事はとてもいいことだと思います。
しかしながら,最近は自分の理想のためか,
まるで物かペットのように子供を扱う方が増えてきています。
いかにもそれが子供のためだと言わんばかりに。。。

所詮私のは『理論』であって,
現実はもっと複雑です。
でもそういう理論で現実をちょっとでも変えていける方がいらっしゃれば,
と思って今後も書いていきたいと思います。

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コメント
この記事へのコメント
No title
こんばんは。

はい。七田式教育のことです。

質問のお返事を記事にしてくださってありがとうございました。
教育者である方の経験を踏まえたご意見大変参考になりました。たとえ秀でた芽が出なくとも将来子供の何かの糧になれば幸いだと考えています。



2010/07/10(Sat) 01:43 | URL  | きみゆあ #-[ 編集]
はじめまして!
 はじめまして、過去の記事は読んでいないのですが.......。
 私は、幼児教育とか、塾とか、家庭教師だとか、無縁で、今のところ、我が家の子供たちも塾にも興味無し、やりたいことをやっています。私は、子供の通信簿も見たことが無いのですが、ただ、たまに、将来、何をやりたいとかは聞いています(夢ですね!)。長女は中2になるのですが、自分なりに、将来、やりたいことがあるみたいで、先日、こっそり教えてもらい、じゃ、その道でわからないことがあったら聞け!とだけ言いました(ただ、基本は、自分で調べろ!)。多くの親が、子供のレールを作ってしまっている世の中、我が家では、子供の進むべき道のきっかけを与えることはすることはありますが、それ以上のことはしません。躾けは別です。別に、一流大学でてきた人材でも、三流大学出の私よりも、仕事ができない人も多々いるので、自分で判断して、そして何よりも行動できる人材になって欲しいと思っており、自分で思ったことを自分でやってみることが楽しいと思ってくれる子になって欲しいと思っています。日本は、自主性に欠ける人材が多いと思いますが、知識を詰め込むだけでは.......、仰るとおり、自分できっかけがあってなら別ですけど......。ちなみに、我が家のチビは(2才)は、庭に出て、虫を見たり、さわったり、殺したり、出来た実を食べてみてうまい!まずい!、空とぶ飛行機や鳥、夜になると星や月.......等々、興味を示し、何かを感じています。高いところから落ちたら痛いとか、野放しなので、1回骨折しましたが、そんなので良いのではないでしょうか?親が右脳左脳とか気にして.......よりも自然の姿で身に付くことかと思います。
 三流大学ですが、理系でマスターまでいき、記事で言うプライドの高い親が嫌いな40代サラリーマンの小言でした。長文になってしまいすみません。
2010/07/10(Sat) 01:44 | URL  | sensationlog #-[ 編集]
Re: No title
ほとんどの場合,何かしらの形で効果は出るので,その心配はほとんどありませんよ(*^-^)
色々な可能性の芽が出てきますので,おおいに伸ばしてあげてください♪
2010/07/11(Sun) 00:31 | URL  | 詩音 #-[ 編集]
>sensationlog さん
自然に触れる教育は今どんどん減ってきていますからね。
特に都会では生き物に触れたことがない子なんて結構います。
いくら知識で知っていても,それもどうかと思います。
本当の意味でゆとりのある教育ができるって素晴らしいことだと思います(*^-^)
2010/07/11(Sun) 00:37 | URL  | 詩音 #-[ 編集]
No title
はじめまして。
おもしろい考え方ですね。幼児教育をしてる親達の心理は見事にあたっているような気がします。
私は、子供を1歳から英語教室通わせてる教育ママ。
このような考え方にならないように「きっかけ」を大切にしていけるといいなと思いました。
2010/08/05(Thu) 22:04 | URL  | かづりん #-[ 編集]
>かづりんさん
コメントありがとうございます(^^)

教育に熱心な事はとてもいいことだと思います。
しかしながら,最近は自分の理想のためか,
まるで物かペットのように子供を扱う方が増えてきています。
いかにもそれが子供のためだと言わんばかりに。。。

所詮私のは『理論』であって,
現実はもっと複雑です。
でもそういう理論で現実をちょっとでも変えていける方がいらっしゃれば,
と思って今後も書いていきたいと思います。
2010/08/06(Fri) 01:39 | URL  | >かづりんさん #-[ 編集]
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